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*Dolce*

素敵サイト「キタユメ。」への愛を語るサイトです。他にもその日あった出来事や、趣味についてなど。

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フルート

PC久しぶり……!!(泣)
あんま時間ないのでパパっと本家様見て断腸の思いでいくつかのサイト様をセレクトして回ってきて心臓止まりかけました。韓国とか何あれ……!!
まあ、あえて感想を述べるとしたら↓

カレーイエロー☆イギリス…………!!
あれだよね。きっとジャスティスレッド☆アメリカとか、エロティカパープル☆フランス(戦隊モノなのに紫って所にこだわり)とか、テリブルホワイト☆ロシア様(蛇口シルバーでも可)とかいるんだよね。合体ロボで景気よく町を破壊してしまうといいよ。
ドイツは悪の親玉で変なトゲトゲした肩当てつけてて、日本は参謀(後半で戦隊の誰かとくっついて裏切る)、イタリアはお色気担当で、オーストリアさんとハンガリーさんは神官でいいんじゃないですかね!あの番組最後の方で怪人を巨大化する役。
(どうでもいいが昔芋ようかん(しかもメーカー指定)で怪人が巨大化する戦隊モノがあった覚えが……。その芋ようかん作るおじさんが人生に絶望しちゃって芋ようかん作れなくなって、敵と主人公達が一緒におじさん励ます話とかあって爆笑した)
あと、ギ○ガマンはイエローが大好きだった。



続きから携帯でちまちま書きためていたやまほまSSです。
ぬるいですが裏表現あるので、義務教育終わってない方はご遠慮下さい






 誉の部屋で、大和がそれを見つけたのは偶然だった。

「あれ?」

 棚と棚の間に、見慣れない箱があった。
 黒くて取っ手のついた木の箱だ。横に長く、ピアニカケースを縮めたような形だった。
 大和が箱の正体について考えていると、部屋のドアが開いた。
「何してんですか?」
「お、ちょうどいい所に。誉ー、これ何?」
「これって…」
 誉は大和の指の先を見て、「ああ、」と納得したような顔をする。
「フルートですよ」
「フルート…って、よくオーケストラとかで出てる笛?」
 そうです、と言って、誉は持っていた飲み物のトレイをテーブルに置いた。カシャ、と食器同士がぶつかって音を立てる。
「中学の時、吹奏楽部でフルートやってたんです。手入れも兼ねて、今でもちょくちょく吹いてんですよ」
「へえ。見てもいい?」
「…壊さねぇで下さいよ。あんたガサツなんですから」
「はーい」
 大和はわくわくしながら箱を出し、金具を外して開く。
 赤いビロードに沈むようにして、銀色のフルートが堂々と鎮座ましましていた。
 パーツが三つに分かれていて、端の方に昔リコーダーについてきたような掃除棒やらグリスやらがしまってある。
「おー。生フルート」
「嫌な言い方しねぇで下さい」
 誉の抗議を無視して、大和は一番長いパーツを手に取った。思っていた程軽くはなかったが、大した重さでもない。見るからに精巧そうで、たしかに乱暴に扱ったらすぐ壊れそうだ、と納得する。
 ふと思い付いた歌を口ずさんでみる。
「パッキャラマーオ♪パッキャラマーオ♪パオパオパパパ♪」
「それはクラリネットです!」
 即座にツッコミが入った。
 誉はいつの間にか大和の隣に移動していた。
「まああれも同じ木管ですけどね……間近でフルート見んの初めてですか?」
「うん」
 やっぱり、と誉が呟く。
「……あんた音楽と縁なさそうな顔してますからね」
「なんだとー。楽器くらい俺だってできますー。楽勝ですー」
「言っときますがリコーダーは駄目ですから」
「……う」
「図星ですか」
 誉に鼻で笑われ、大和は慌てて言い足した。
「あるある!他にもある!」
「例えば?」
「木魚とか木魚とか木魚とか!あとはー……鐘?」

 数秒の沈黙。

「……それ、自慢になんですか?」
「なりませんゴメンナサイ」
 平謝りする大和に苦笑して、誉は大和からフルートを受け取り、他のパーツも手に取って、手慣れた様子で組み立てていく。
「仕方ねぇですね。音楽に縁遠いきつねに、俺が何か吹いてやりますよ。リクエストあんだったら聞きますけど?」
「んー、曲自体知らないから、誉の好きなのでいいよ」
 わかりました、と言って、誉がフルートを構えた。
 す、と息を吸う僅かな時間の次にやって来たのは、柔らかで澄んだ音だった。
 奏でられる旋律には聞き覚えがあったけれど、どうしても曲名が思い出せない。なんだっけと考えてる間にも曲は進む。
 細いのにしなやかで、まっすぐに通る。どこか誉に似た音だと、大和は思った。
 ピアノやバイオリンが薔薇や百合のように艶のある音だとしたら、これは丹念に磨いた大理石のような、滑らかで清純な音だ。
 大切そうに(それこそ恋人に対するように)フルートに触れ、息を吹き込む誉を見ていたら、不意に押し倒したい衝動に駆られ、大和は我慢だ、と自分に言い聞かせた。もし演奏中に押し倒そうものなら、むこう三日は機嫌が悪いだろう事は目に見えている。

 そんな葛藤をしている間に、ぷつ、と演奏が止まり、どうですか、と誉が尋ねてきた。
「良かった」
「小学生の感想ですか」
「いや、ホントホント。すごい良かったって。今の何ていう曲?」
「サティの、『あ…」
 誉が急に口をつぐんだ。顔が赤い。
「何?」
「わ、忘れました!」
「嘘だー!今言いかけてただろ!」
「忘れちまったもんは忘れちまったんですから仕方ねぇでしょ!」
 そう言ってフルートをケースにしまう誉の腕を掴み、大和はにやりと笑った。

「だったら思い出すの協力しようか?」

「何言って、」
 言うが早いが、大和は誉を押し倒し、強引にキスをした。抵抗されないように素早く誉の両腕を頭上に纏めて、片手で床に縫いとめる。
「思い出した?」
「なっ……き、きつ」
「残念。駄目っぽいねー」
 残念と言いつつも、大和は楽しげに誉のシャツのボタンを外していく。
 付き合い初めは服を脱がせるのに難儀したものだが、今じゃキスをしながら片手でボタンを外せる。
 人間、習うより慣れろって本当だよな、と大和はしみじみと思った。
「…んっ…………ぁ、…っ…」
 誉の息も絶え絶えになった頃に、大和はようやく唇を離し、誉の濡れた唇を指でなぞった。
「曲名なーんだ?」
「…………っ!」
 誉が悔しげに唇を噛む。
「まだ無理?」
 そう言って、大和は軽く胸の飾りを摘んだ。
「…ゃっ…」
 ぐにぐに、とそのまま押し潰すように揉むと、誉は声をあげて身をよじらせた。
「前から気になってたんだけどさー、誉、ここだけでイけるんじゃない?」
 唇で柔らかく挟み、舌の先でくすぐるようにしてやると、快感と怯えの為か、誉の体が震えた。
「…や…、無理、無理です……」
「平気平気。イけるってー。ユーキャンドゥーイット!」
「無理ですっ!」
 誉の顔が泣きそうに歪んだので、大和は落ち着かせるように(元凶は自分なのだが)誉の目元に唇を落とした。
「泣くなよー。俺が泣かせてるみたいじゃん」
「間違いなくあんたのせいですよ…っ!」
「だって誉が曲名教えないんだもん」
「……あんたこの期に及んでまだ……!」
「言わないと本当にさっき言った事実行しちゃうよ?」
 脅すように誉の胸元を指で掠めると、誉が小さな声で言った。
「………………言ったら、本当にやめんでしょうね」
「やめるやめる。で、何?」
 真っ赤になった誉の口に耳を寄せると、囁き同然の声をどうにか聞き取れた。

「『あなたが欲しい』」

 大和は一旦体を離し、まじまじと誉を見つめた。
「…も、もういいでしょ。早くどいて…」
「いやー、そんな事言われたら責任取らないと」
「な、ななっ…!ペ、ペラ!この、ペラぎつね!」
「なんとでもー」

 誉の抵抗がなくなるのに、そう時間はかからなかった。



「あ、そういえばさー」
 ベッドの中で誉の髪を触っていた大和が呟いた。
「……なんですか」
 掠れた声で誉が聞き返す。大和にされるがままになっているのは、もう抵抗する気力も体力もなかったからだ。散々喘がされて、泣かされて、誉はもういい加減眠りたかった。
「俺、演奏できる奴もう一個あったわ」
「……?」
 誉が視線で続きを促すと、大和は嬉しそうに笑った。
「誉。いい声だったよ」


 次の瞬間、大和は真っ赤になった誉に、ベッドから蹴り落とされた。


 その後、大和が一ヶ月の禁止令を喰らったのは言うまでもない。




※語注 ペラ……嘘つきの意。「ペラこく」で嘘をつくの意味にもなる



○あとがき
 曲名聞いて思いついた話。
 フルート吹いたことないので記述は適当です。フルートの音はなんかこう、大理石のイメージなんです、私的に。やわらかいけど白くてすべすべでまっすぐな印象。
 最初は大和にフルートを誉にもにょもにょさせようかと思ったのですが、「鬼畜すぎる」と友人に止められて断念しました。うん、楽器って繊細だしね。アブノーマルすぎるしね。……………ちっ(ぇ)

 でも掃除棒くらいなら大丈夫だと思うんだ
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